2015-01-29 夢の花咲く 梶よう子 江戸時代後期の変わり朝顔作りと謎解きサスペンス 江戸の市井が良く描かれている 江戸時代の遺伝子研究はメンデルを遥かに凌駕している もっとも豆の交配では 江戸時代の人は興味を持たなかったろうね メンデルの法則にような 数式だけでは面白くないのだろう 同じ交配でも1000に一つ出現するかどうかの 変種を作る 実をつければ高く売れるその変種をもとに 新たな変種が作れる 実を付けなくても 1年だけの美を味わう 必然と偶然が混在する またその朝顔が多くの人が作って こずかい稼ぎにした人も多かったらしい ばくちで身代をつぶしたひとも